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クレーン類の作業終了時と風に対する養生 |
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油圧式トラッククレーン・ラフテレーンクレーン |
■日常作業終了時 |
(1) |
つり荷を地上に降ろし、ジブを全縮小させる。 |
(2) |
旋回ブレーキ及び旋回ロックピンを入れ、エンジンを止めて運転室を閉鎖する。 |
■強風 |
(1) |
作業を中止してつり荷を降ろし、ジブを全縮小させる。 |
(2) |
旋回ブレーキ及び旋回ロックピンを入れ、エンジンを止めて風の状況を見る。 |
(3) |
強風が収まらない場合は作業女と打ち合わせて暴風・長期休と同じ処置をする。 |
■暴風・長期休 |
(1) |
つり荷を地上に降ろし、ジブを全縮小させる。 |
(2) |
ジブを伏せて走行姿勢にして、フックをキャリヤ全部のジグに固定する。 |
(3) |
旋回ブレーキ及び旋回ロックピンを入れ、エンジンを止める。 |
(4) |
アウトリガを縮める場合は、タイヤに歯止めをする。 |
(5) |
エンジンを止めて、運転室を閉鎖する。 |
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クローラクレーン |
■日常作業終了時 |
■ジブを地上に降下できる場合 |
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(1) |
フックを地上に降ろす。 |
(2) |
ジブを地上に降下させる。 |
(3) |
旋回ロック旋回ブレーキを掛ける。 |
(4) |
全操作レバーを中立位置にする。 |
(5) |
ドラムをロックする。 |
(6) |
エンジンを停止する。 |
■ジブを地上に降下できない場合 |
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(1) |
ジブ角度を60度にする。 |
(2) |
フックを過巻停止装置が働く手前まで巻き上げる。 |
(3) |
旋回ロック旋回ブレーキを掛ける。 |
(4) |
全操作レバーを中立位置にする。 |
(5) |
ドラムをロックする。 |
(6) |
エンジンを停止する。 |
■ジブを地上に降下できない場合
(風速10m/sを超え15m/s以下) |
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(1) |
カウンタWを風上に向ける。 |
(2) |
ジブ角度を60度にする。 |
(3) |
フックを過巻停止装置が働く手前まで巻き上げる。 |
(4) |
旋回ロック旋回ブレーキを掛ける。 |
(5) |
全操作レバーを中立位置にする。 |
(6) |
ドラムをロックする。 |
(7) |
エンジンを停止する。 |
■ジブを地上に降下できない場合
(風速15m/sを超え30m/s以下)
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(1) |
カウンタWを風上に向ける。 |
(2) |
ジブ角度を60度にする。
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(3) |
アンカーWを玉掛けし、巻き上げワイヤを張る。
・アンカーは「アンカーウェイト表」を参考にして事前準備をする。
・かき揚げワイヤを張る時はアンカーウェイトを地切りしない。
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(4) |
旋回ロック旋回ブレーキを掛ける。
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(5) |
全操作レバーを中立位置にする。
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(6) |
ドラムをロックする。
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(7) |
エンジンを停止する。
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アンカーウェイト表
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機種
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アンカーウェイト
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機種
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アンカーウェイト
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35t級
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1t以上
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100t級
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2t以上
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40t級
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1t以上
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150t級
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3t以上
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50t級
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1t以上
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250t級
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3t以上
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55t級
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1t以上
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500t級
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6t以上
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65t級
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2t以上
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650t級
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7t以上
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80t級
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2t以上
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■ 暴風・長期休暇
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台風等で風速30m/sを超えると予想される場合長期休暇・長期作業休止に入る場合
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■ジブを地上に降下できる場合
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(1) |
フックを地上に降ろす。
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(2) |
ジブを地上に降下させる。
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(3) |
旋回ロック旋回ブレーキを掛ける。
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(4) |
全操作レバーを中立位置にする。
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(5) |
ドラムをロックする。
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(6) |
エンジンを停止する。
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